取扱製品

受話音声に混入する連続波を検知してノイズレベル程度まで減衰させることができます。この機能により、音声回線に混入したピーというような雑音や特殊な電源ハム(400Hz)を減衰することが可能です。減衰する方式は、通常の音声にほとんど影響を与えない方式を採用しており、本装置1台につきアナログ音声回線最大8回線分に対応できます。
主な機能

トーン・キャンセラー機能

入力信号300Hz〜3.4kHzに対し、音声信号に影響を及ぼすことなく混入する連続波を20dB以上減衰させることが可能です。

連続波検出機能

入力信号300Hz〜3.4kHzに対して連続波の入力が検出された時、本体全面のCONTINUOUS WAVE DETECT LEDが点灯します。

トーン・キャンセル動作選択機能

入力信号に対するトーン・キャンセル機能と連続波検出機能は、各チャンネルユニット毎に選択可能です。

バイパス機能

各チャンネルユニットに必要に応じ、LINE INとLINE OUT直接接続するバイパス機能があります。チャンネルユニットのスイッチを下側(THROUGH)にすることによりスイッチのLEDが消灯し、回線の入出力をスルー接続にすることが出来ます。電源OFFの時には自動的にスルー接続状態になります。

モニター機能(スピーカー)

各チャンネルユニットの出力を、装置右側のMON SWにてチャンネルセレクトし、スイッチを押下することにより音声モニターすることが出来ます。又、セレクトされたチャンネルのスイッチは緑色LEDが点灯します。ミキシング機能を装備しているので、8回線をミキシングして音声モニターが可能です。前面右下のVOLツマミにて、スピーカー出力の音量を調整することが出来ます。
※トーン・キャンセル機能の対象となる連続波は正弦波とします。